・2022年2月24日
地方公務員災害補償基金京都府支部要請懇談
「地方公務員災害補償基金京都府支部の機構及び運営改善に関する要望書」(PDF)
・2022年2月18日
地方公務員災害補償基金京都市支部要請懇談
「地方公務員災害補償基金京都市支部の機構及び運営改善に関する要望書」(PDF)
・2022年1月13日
京都労働局要請懇談
「働くもののいのちと健康・安全を守る要請書」(PDF)
京都労災被災者家族の会とは
●設立の経緯
過労死問題が大きな社会問題となり、開設された過労死110番活動の中、1990年11月に、京都職対連などの大きな支援により設立されました。京都職対連は、労働組合・被災者・家族・医療専門家・弁護士・個人により組織され、労災職業病の認定・補償・治療・予防・調査などにとりくんでいます。
京都労災被災者家族の会は、全国過労死を考える家族の会に所属していますが、他の過労死家族会と異なり、すべての労災被災者・家族が入会することができる会です。設立当時は、ユニチカのCS2中毒のご本人、ご家族も多く参加されました。たがいに支え合って活動をしてきました。
●活動内容
定期的に例会を開催し、交流、学習、労災・裁判活動への支援、過労死・過労自殺、労災職業病をなくすための活動を行っています。最近の大きな活動は、過労死防止基本法制定活動です。わたしたちは、職対連や若者の労働相談を行っているNPOポッセなどと、毎月京都各地で街頭宣伝署名活動を行っています。4月は嵐山で、5月はメーデー会場で行いました。
過労死防止基本法とは、国が過労死をなくすことを宣言し、企業や自治体は過労死・過労自殺を予防することに努めます。被災者救済、過労死の調査・研究を行います。働く人が健康で安心して働くことができるような、人生を豊かにできるような、法律制定を目指しています。
春の例会は、京都市郊外の高雄で、京都けいわん友の会と初の交流会をしました。京都けいわん友の会会員のお宅をかりて、焼肉パーティー、名残の桜を見ながらの鯖街道散策、お抹茶をいただきながら、それぞれの話をしました。
けいわんであること、過労死であることを明らかにして、労災を取り組むことは、共通のものがありました。けいわんでは、何十年たっても根治しない症状、会社のいやがらせがいつまでも続き、監視されているような生活をお聞きしました。過労死は、労災認定がとても困難で悔しい思いをしている、16年かかってやっと裁判をして認定されたこと、若者に過労死・過労自殺が広がっていることを話しました。若者の労働について話すと、非正規雇用の問題、労災が表に出ない状況になっていないかなど、話はつきなく大いに意気投合しました。お土産に、きれいない花もいただきました。再会を約束して、楽しく家路につきました。